朝晩はめっきり肌寒くなり、秋の訪れを感じさせます。久しぶりの快晴で、気温も上がっています。
リトミック教室を行いました。
まずは2・3歳児き・ももぐみの子どもたちから。
最初はあいさつをして、曲が流れて走ったり、曲が止まったり、高音は跳ねる、低音は座るもだいぶ身についてきたようです。
走るのがうれしくてなかなか止まれないのはありますが…。








「お馬さん知ってる?」とマツダ先生がみんなに聞きます。
「パッカパッカだよね」などと返事します。
「じゃあ、お馬さんになってみようか」子どもたちは立ち上がって馬になって曲に合わせて動きます。
ピョンピョン跳ねたり、片足を前に出して進んだり思い思いです。
スティックをを一本ずつ配られました。
「両手で持って前に出してお馬さんしてみようね。」スティックを持つと、もっとお馬さんらしくなります。
「パッカパッカパッカパッカ…ヒヒーン」子どもたちも楽しそうです。
歩き始めます。
「音がしないように静かに歩きましょう。」
かかとを上げて、つま先を使って歩きます。
「みんなは雲の上にいるよ。何が見えるかな?」
「おうち、保育園、人…」
「みんなは飛行機になりました。飛んで飛んでブーン」最初は高いところを飛ぶ飛行機。
だんだん飛行機が低いところを飛ぶようになってきました。下に見えていた人や建物も大きく見えるようになってきます。そして、みんなの体も下の方になってきます。
「飛行機が着陸します。」みんなの体も床につくぐらいになりました。
「雲はどこにあるかな?上の方かな下の方かな?」
「上」
「アリさんはどこにいるかな?」
「下」
「保育園はどこにあるかな?」
「ここ(ごもっともです)、下」
いろんなものが上になるのか下にあるのか考えます。
ロープでバスを作ります。
カラーボードが一人ずつに配られました。
「カラーボードはバスのハンドルね。だから大事に使ってね。」と先生。
みんなはバスの運転手さんです。
先日遠足に出かけたので、まだまだ記憶に新しいです。
男の子と女の子に分かれてバスの運転をします。
CDの曲に合わせて運転をします。
先生の合図で急ブレーキがかかった時にはハンドルを前の方へドーンと突き出します。
さっきいろんなものを上にあるのか下にあるのか考えたので、「雲、鳥、飛行機」と先生が言ったら「上」と言って指を上に指し、「アリ、ウサギ、人…」と言われたら「下」と言って指を下に指します。
ちょっと難しいかな?と思っていましたが、クラスの先生や周りの友達の真似をしたりしてよくついて行っていました。
ここで2歳児の子どもたちはおしまい。
ももぐみ3歳児の子どもたちは2人組になって手合せをします。



トンパトンパや手を合わせたままで上下、グルグル円を描いたりします。
「木になってみましょう。大きな木、小さな木いろんな木になりましょう。」と声をかけられ、曲に合わせて走って曲が止まったら思い思いの木になります。
そこへあおぐみの子どもたちが運動会の練習を終え部屋へ帰ってきました。
「あおぐみさん、木になってみましょう。」と言われ、木の表現をしました。
3人組、5人組、10人組になって木を表現します。
子どもたちの感性ってすごいですね。
大人が思いつかないような表現をします。
ももぐみ3歳児の子どもたちが「キツツキになって木をツンツンつついてください。」と言われ、木の上(高音)や下(低音)をリズムに合わせてつつきました。
あおぐみの子どもたちの活動になりました。












2人組でフープを持って①フープを上下する②ゆらゆらゆらす③フープの外を走る(高音の時には前に走る、低音の時には後ろに走るという活動をしました。
それぞれの曲を聞いて、今はこの曲だからこの動きをすると判断します。
慣れてくると調子が出てきて、スピードも上がってきます。そして、よく音を聞こうとするようになってきます。
この活動は音符につながっていました。
①はフープを上下にする行動が四分音符のリズムで上下する。
②はゆーらゆーらの動作が二分音符の長さでゆらゆらする。
③は走るのが八分音符のリズムで動く。
マツダ先生が音符のカードを見せながら、ティティティティやターター、ターアンの長さを頭と体にリズムを刻めるように子どもたちに働きかけます。
フープだけではなく、歩きながら手合せやほっぺをティティティとたたくことでもリズムを刻めるようにします。
最後にカラーボードが8枚出てきました。
きらきら星の曲に合わせてカラーボードと間の板の間を等間隔でリズムが刻めるように歩く練習をしました。
最初は二拍子。
1でボードに足を乗せ、2で板の間に足を下ろすの繰り返し。
曲だけを聞いて歩くのは難しく、1・2・1・2…とリズムを口で言いながら、手もリズムを刻みながらするとだいぶコツをつかんできたようでした。
先生たちや周りの子どもたちも1・2・1・2と声を出したり、手を叩いたりします。
今度は1・2・3・1・2・3…3拍子です。
1の時にボードに乗り、2・3の時には板の間を歩きます。
これも1の時に強い口調でリズムを刻むとボードに足を下ろしやすいようでした。
リズムを刻むのはなかなか難しいようで、ボードとボードの間の板の間を歩かなかったり(ボードの上を歩くという思いが強いためか…)2・3の間合いが取れなかったりしました。
これも練習、場数を踏む必要があるようです。
さすがに初めての活動で難しかったようです。
終わるころには感がつかめてきたようでした。
今回も有意義な活動になりました。
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