親子ふれあい会
みんなが楽しみにしていた親子ふれあい会でした。
昨日、あおぐみのこどもたちが今日のカレーに入れるタマネギを畑で収穫して、準備をしていました。
親子で登園してきた後、ももぐみは野菜を洗ったり、リンゴやニンニクをすり下ろしてもらいました。
あおぐみはタマネギ・ニンジン・ジャガイモを食べやすい大きさに切ってもらいました。
野菜の下ごしらえが終わるとお父さん・お母さん方にサキヤマ先生が食育の話をしました。
『清涼飲料水について』
「食事をするときお茶や水を一緒に飲まれるご家庭は?」
多数の方が手を挙げられます。
「ジュースを一緒に飲みながら食事をされるご家庭はありますか?」
ちらほら手が挙がります。
実際に4本の清涼飲料水が出てきました。
「この飲み物にはこれだけの砂糖が入ってます。」そこには3グラムのコーヒー用砂糖スティックが11本束になっていました。
500㏄のペットボトルの飲み物に32グラム。
目で見るとすごいインパクトですよね。
それはまだ一番少ないものだったのです。
一番多いのは66グラム?だったと思います。
知らないということは怖いことですよね。
①甘い物は食欲を失わせ、食事をしたくなくなります。食事から摂るべきタンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル・の補給できなくなります。
②甘味の摂りすぎは味覚の発達を妨げ、様々な味のものが食べられなくなります。 (乳幼児期は味覚の形成期。素材の味を知ることが大事です。)
③清涼飲料水に使われている果糖ブドウ糖液糖を摂りすぎると糖分の吸収が体内で急速に行われるため、体が血糖値を下げようと大量のインスリンを出す。糖の吸収が早いためインスリンが出過ぎて低血糖になる。低血糖は脳のエネルギー不足・体がだるい・イライラなどの原因になる。
スポーツ飲料や野菜ジュースのことも話題になりました。
野菜はただ栄養や繊維を摂るだけではなく、かじる・つぶす・唾液と混ぜ合わせると咀嚼力を修得することが大事です。
特に乳幼児期はその力を身につけなければならない大事な時期ですので、食事の大事さが大人よりも重要だということがわかります。
清涼飲料水を飲み過ぎないための10箇条も話しました。
食のことについて質問はないですか?と言ったところスポーツ飲料水は糖分がたくさん入ってるのですか?…いくつか質問が上がりました。
わからないこともあったので、また調べてお知らせしますね。
食育の話が終わった後は園庭に出て体操をしたり、親子遊技をしたり、かけっこをしたりしました。
曇っていて風が冷たかったので、保護者のみなさんには恐縮でしたが。
みんなお父さん・お母さんとお遊戯をしたり、一生懸命走る姿を見てもらったりしてとても嬉しそうでした。
自分たちで野菜を洗ったり・切ったりしたので味は格別です。
みんなで食べるとおいしいんですね。
おかわりをしてたくさん食べる子もいました。
とても楽しいひとときでした。
保護者の皆さん、ご参加ありがとうございました。
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